お酒の種類、知るほど楽しみ増えるはず!
こんにちは、ざきおです。
皆さんにまず質問です。
お酒を飲むとき、皆さんが
飲みたいお酒を選ぶ基準って何ですか?
1.味 2.アルコール度数 3.価格 4.その他
いや、そんなもん...その時の気分にお任せだよ、って方もいることでしょう。
かく言う私もそう...( ´∀`)
私は今、Barや酒屋のスタッフとしてお酒を提供する仕事をしているのですが
お客さんがどのお酒にするのか悩むとき
おおよそはまず
「飲み馴染みのあるお酒にする」か
「まだ未体験のお酒にする」か。
まだ未体験のお酒だった場合は、
まずそのお酒が好みに合う味なのか否か、
その次にアルコール度数や価格などを気にされる方が比較的多いです。
ただここで一つ見落としがちなのが
お酒を飲む「目的」と「シチュエーション」
なんとなくの気分や好みの味などで選ぶのも大事ですが
お酒はたとえいつも全く同じお酒を嗜んでいたとしても
その時の目的やシチュエーションで全く味わいや楽しみが変わるものです!
そこで今回は目的やシチュエーション別に選べる
『お酒の種類』
について紹介していきたいと思います!
①ビール
ズバリ!ビールを飲みたいと感じるのはどんな時?
あくまで個人的に、★で表すと私は
(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
こんな感じ。
そして具体的なシチュエーションはというと、それはやはり・・・
フゥウウウウ...!仕事終わったぁああ!ってタイミング(゚∀゚)
仕事終わりの一杯はやっぱり、ビールですよね!
あとは夏の暑い季節、運動やお風呂あがりの火照った体を癒すのに
中でもおススメのビールといえば・・・
アサヒ”エクストラコールド”
https://www.asahibeer.co.jp/superdry/extracold/
こちらは、通常のアサヒビール「スーパードライ」が凍る一歩手前の氷点下マイナス2度まで冷えたキンキンの生ビール!
ビール特有の「苦味」が苦手…って方もいらっしゃると思いますが
人間はストレスを感じる程、苦味の感受性が低下し、苦いものが美味しいと感じられるようになるんだとか!
なるほど、仕事盛りの世代にはとくにうってつけというわけだ・・・!
とまぁ、みんなでパーッと盛り上がる印象が強いビールですが
少し気分を落ち着かせたいときはコレ
黒ビール
原料の麦芽を高温で焙煎・乾燥させた濃色麦芽を用いることにより黒い色になったビール。
コーヒーやビターチョコに似たその味わいから気分をリラックスさせてくれます。
それでも私はビールが苦手なの…という女性のあなた・・・
私もビールの味は正直苦手ですが、それでも飲みやすいと感じたビールを2つ挙げるとしたら
日本のビールならサントリーの
”プレミアムモルツ”
アメリカンビールなら日本人にもメジャーな
”バドワイザー”
こちらは比較的味わいが甘めかつクリーミーで
苦味もなくかなり飲みやすくておススメです!
最後に、ビールをもっと探求したいって方には
地ビール・クラフトビール
小規模醸造だからこそ、ローカルでユニークなビールがいっぱいあります!
缶のデザインだけで惹かれるものも...!
追求してみると楽しいと思いますよ( ´∀`)!
②ワイン
さてお次はワイン。こちらも★で表すなら
(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
時と場合に寄り切りですが、ワインはやっぱり飲む人の気分を盛り上げる際に登場することが多い。
例えば、パーティなどお祝いのとき
程よい酸味と炭酸が非常にお酒を飲みやすくしているので
女性の方にもよく好まれるお酒。
ただしアルコール度数はというと...ビール5%に対し平均12%!
さらに炭酸はアルコールを吸収しやすくさせるので侮れません!
確実にビールよりも酔っ払いやすいので注意
それからワインは食中酒としては最高のお酒。
ということは、食事に合わせてワインを選ぶのも重要。
魚料理に合わせるなら・・・?
ここはもちろん「白ワイン」!ワインを知る方にとっては常識ですね。
特に白身魚を扱った料理は酸味の効いた白ワインが料理を引き立ててくれます。
サントリーの検証によると
赤ワインは物によっては渋味や濃厚な味故に魚の旨味を消してしまう他、
煮魚は、赤だけでなく白ワインも魚の生臭さを引き出してしまったりするのであまりオススメしないそうです。
肉料理に合わせるなら・・・?
白ワインときたら当然、今度は赤ワインですね( ´ ▽ ` )!
お肉のジューシーさも赤ワイン特有の渋味と絡まると濃厚な味わいを感じます。
ただ白ワインでもタン塩のような塩味でいただくお肉とは相性がいいそうですよ!
それから何と言ってもワインは活躍の幅が広い万能型。
ボトルを開栓してしまうと早めに飲みきらないと長持ちしないところが
ワインのデメリットなのですが、そんな時は料理の隠し味としても活躍できます。
ビーフシチューや牛すじ煮込みなどに赤ワインを加えると
渋味の成分(タンニン)がお肉を柔らかく仕上げてくれる他、コクのある味わい、
そして抗菌作用もあるので日持ちもする優れもの!お家に一本は常備しておきたい。
③日本酒
日本酒と言えばやっぱり和食ですね(゚∀゚)!
(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
ただ日本酒にもざっくり分けても種類はいくつかあってここでは語り尽くせませんが
簡単に言うと「純米酒」がオススメ。
その名の通りお米だけで作られている日本酒。
え?日本酒って米で作られるんじゃないの?
って方いらっしゃると思いますが細かくみると違う。
純米酒は、コクと米の香りがたつお酒なので、純米酒=炊いたごはんだと思って
ごはんに合った料理といただいて欲しい。
また和装の結婚式やお祭などの儀式でも利用される日本酒。
今後お世話になるご挨拶を兼ねて接待の場でも日本酒で盃を交わすことが多いからこそ
どんな日本酒が美味しいのかを把握し、人に勧められるだけでもプラスの印象に繋がることが多いと思います!
そこでここでは1つだけオススメの銘柄をご紹介
なんと日本酒だけでなく、
このhumanのシリーズも、味わいが洋梨やマスカットのような非常にフルーティな甘さでワイングラスに注いで飲むのに相応しいお酒。
辛口淡麗な日本酒も捨て難いですが、こちらは繊細な味わいを堪能したい人にオススメです。
④焼酎
焼酎は度数が25%前後のため、ロック、水割り、お湯割り、またレモンサワーなどソーダ水で割って飲むのが一般的。
それ故、日本酒やワインよりもコストが安く済むことが多いため★で表すなら
(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
みんなで集まって家飲みでも楽しめる。
パーッと酔いたい気分の時には最適なお酒の1つだと思うし
実際は私も実家に帰ると、仕事終わりの父が
母と1日の話をしながら、つまみを口にしつつ焼酎を飲んでいる。
香りや旨みをうんと噛み締めて飲むイメージとは異なるが
名前だけで心を惹きつけるお酒が多い印象だ。
例えばコレ・・・魔王と天使セットとかw
【楽天市場】魔王と天使セット 【芋焼酎/白玉醸造/西酒造/ギフト】【魔王/天使の誘惑】:酒舗 井上屋
右の「天使の誘惑」は、ウイスキーのように樽に詰めて長期熟成したもので
アルコール度数もなんと40%(笑)
しかし、熟成ならではのコクと余韻が強く、まさに天使に誘われるお酒。
この他にも"百年の孤独"や"悪魔の抱擁"など気になるものが盛りだくさんwww是非試してみて。
⑤カクテル
カクテルは正直、これまで紹介してきたように
ほぼ原酒のままで楽しむ飲み方とは異なるため
とくにコレと言ったオススメを紹介をするのが難しい。
ラムやジン、ウォッカ、またフルーツを使ったリキュール=材料があって、どの組み合わせでどんな味を生み出すか
自身でカクテルを作るなら料理研究家にも似た研究目的として楽しめる要素もある。
それから何が最大の魅力かというと
これがBarの場合、バーテンさんが編み出す作品を1から目の前で楽しめる点だ。
そしてその完成品を独り占めできるのもカクテルならではの醍醐味かもしれない。
そういう意味でフルーツやリキュールの色味で作品が演出されている部分もあるため
可愛くお洒落に...流行りの表現でいくとインスタ映えも視野に楽しみたい人にはオススメだ。
★で表すとしたら
(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
ただカクテルは、グラスの形で度数が大きく異なるものが多い。
ちなみに上の写真のようなショートドリンクのカクテルは
グラスが短時間で飲み干すことに適したもので氷は基本入っておらず、
かつ度数も高いのでお酒弱い人にとっては注意が必要。
⑥ウイスキー
最後のご紹介は、ウイスキー。
まず、いの一番でお伝えしたいのは、
アルコール度数が高い=すぐ酔い潰れる
とは必ずしも言えない、ということだけは覚えていてほしい。
発酵物を蒸発させて必要な成分を取り出して作っているため、お酒の成分がシンプルで肝臓に優しく、二日酔いになりにくい。
そして度数が高い分、ぐびぐびは飲めないためゆっくり楽しめるお酒だ。
★で表すと(落ち着きたい★★★★★盛り上がりたい)
なので、ただ酔いたい目的で飲むに相応しいかどうかは何とも言えない。
そして何よりウイスキーの世界はじつに広い。
個人的に最も古く熟成されたもので1963年に熟成されたウイスキーを口にしたことがある。
じつに54年前だ・・・長い時の流れを経てゆっくり生み出される味、香り。
こんな感慨深さを感じられるお酒はウイスキーだけじゃないかと思う。
自宅でアロマを焚いたりコーヒーを飲む方がいると思うが、ウイスキーも香りや深い味わいを楽しむお酒。
リラックスしたい人、考え事をしたい人にはじつにオススメ。
充実した時間が得られるはず!
自宅で寝る前の一杯でも非常にいい。
できればジャズやボサノバの曲を流しながら
暖色あるスタンドライトで部屋をほんのり明るくさせて
落ち着いた雰囲気で楽しんでみてはいかがだろうか。
まとめ
以上「お酒の種類」ざっくりではありますが
今まで何となく選んでいたお酒も、
それぞれの目的、シチュエーションによって楽しみ方があること
少しでもお伝えできていたら何よりです!
本当はもっともっとおススメしたいお酒があるんですよね...(*´▽`*)
少しずつ書き出していこうと思います。
今日のところはこれで。
ではでは(´ω`*)